気まぐれ Art note

洲之内徹が連載した「気まぐれ美術館」に憧れてます。

佐渡産の蕎麦を食べるなら

佐渡でおすすめのお蕎麦屋さんといえば、

「三崎そば そば道場」

真っ先にここ!

私はここにしか連れて行きません。

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今年2018年4月から、営業は土日のランチタイムのみになってしまいました。 

それまでは、なにかあればすぐ顔を出して、店主とお話して、、、、

また来ますねって、ちょいちょいのぞいてました。

「こんにちわぁー」

「おお、来たか」

 

そんな関係でした。

 

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店内に囲炉裏があるところも好き。店主が、小さい頃から囲炉裏がある家に育ったから、囲炉裏がないとどうも落ち着かなくてね、、、という理由で取り付けたそうです。私も囲炉裏が大好きです。

最初にこのお店を見つけたときにピンときて、

ああ、この雰囲気……

と思っていたら、やはりこのお蕎麦屋さんはゆかりがありました。

なんの「ゆかり」かは個人的な問題なので秘密でございます。

 

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ここのお蕎麦が1番好き。

ここのお蕎麦はね、佐渡の在来種の蕎麦種を育てて、刈り取って、石臼で挽いて(今はもう石臼ではないけど)、粉にし、それを打って、出しているですよ。どこかから粉だけとり寄せているのとは、訳が違うんです。 

 

f:id:karryart:20180301132543j:image身土不二」 

生まれ育った風土から離れて、別個に身も心もあるものではない。

 

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エントランス。入ってすぐ出迎えてくれる版画が、どなたの作品なのか、

私すぐわかります。

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「もっと若い人が育たんといかんなぁ」と店主。

もっと在来種を大切にして、蕎麦を育てて、手ずから打つ若い人が増えてほしいそうです。 

そうだよね。

 

シーズンオフになって店主に時間ができたら、私も蕎麦打ちを習おうと思います。

三崎そばを伝授していただきたいと思います。

 

そのうち、博物館で蕎麦打って出すからね。佐渡産の蕎麦。

 

こだわりの晩餐会

前回⬇️のつづき

karryart.hatenablog.com

 

 

 

数日後、料理人から連絡がきました。

「チャンスをくれたお礼に、ご馳走を作らせてください」と。

チャンス?? ケイタリングをお願いしたことが?? こちらが料理人にお礼をしなければならないと思うんですが(謝礼はしました)、とてもうれしいお礼だったので、ありがたくいただくことにしました。

そしてふたたびのお寺でケイタリング晩餐会。

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佐渡産のホッケ。初めて見ました。ホッケのイメージとちがう。

佐渡でホッケ捕れるんですよ」と料理人。 

ホッケ食べないもん。佐渡で。

 

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イカの梅干し塩辛。臭みがなくて上品でした。

すごく美味しいです。 

 

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手作りのお漬物。ハマる味です。 

 

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やっぱり 刺身がうまーい。イカ刺し透明でしたよ。

 

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焼いたホッケ。これがホッケなの?という感じ。

ホッケのイメージを覆す美味しさ。 

 

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豆乳鍋をつくってくれました。 

 

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鍋が終わったら、鍋にご飯とチーズを入れて、チーズリゾットにしてくれました。予想外の〆。「当たり前の料理してたら料理人じゃないです」と言われました。

 

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天婦羅も佐渡産です。 

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 白子の天婦羅。私、初めて食べました。すっごく美味しかったです。

もちろん塩、佐渡の塩でいただきました。

 

 

しかしなぜ、彼はこんなことをしてくれるんだろう。

チャンスってなんだろうということが頭から離れませんでした。

 

「料理をつくるのが好きなんじゃないんです。

美味しいものをつくったときに、

食べてくれた人のよろこぶ顔が好きなんです」

 

料理人は料理人でいたかったけれど、

佐渡ではそれが果たせなかったのかな。。。

今でも、やりたいことがあるんだろうな。。

 

なんて考えました。

 

そしてまた続きがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旬の素材を惹き出して料理する。

おいしいお店に行けば、そりゃおいしいものが食べられるんだけど。。

 

佐渡でケイタリングというのを企画してやってみました。会場はお寺です。

ケイタリングという言葉をググると⬇️

ケータリング - Wikipedia

 のような説明が出てくるわけですが、私たちが企画したのは、

「その土地で採れた旬の食材を、素材を活かして料理できるプロに来てもらい、

会場にあるキッチンを使って調理して出していただく」。

というものです。

 

なんで企画したかというと、

これこそが「おもてなし」だと思ったからです。

プロ(料理人)にお願いして、その日の朝採れた食材で調理していただきました。

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白子、このままで味がついてました。醤油もなにもかけなくても酸味があって美味しい。 

 

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サラダ。ウチの母が育てた野菜を使っていただきました。 

 

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鍋に入れる魚介類。海鮮鍋です。 

 

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出ました刺身。超うまい。 

 

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打ち合わせで、材料費は一人1000円以内にしてほしいと料理人にお願いしました。

佐渡なら1000円でいい素材がありますと料理人。ただし料理の仕方ひとつで素材の良さが違ってきますと。

そうでしょうね。。。

 

すばらしかったです。もちろん美味しいし、来ていただいたゲストに大変よろこばれました。

 

それで、この企画がきっかけでつづきがあります。

 

伝記

映画が好きで映画会社に入り、

初めて山形県庄内地方に伝わる「黒川能」を撮った人。

いま、82歳。私と同じ故郷の人です。

 

黒川能は 鎮守春日神社の氏子(農民)により500有余年継承されてきました。

地元の人による地元のための能で、外部の撮影は不可とされてきました。

集落の中に溶け込んで、立ち入れないはずの準備段階からずーっとカメラを回すわけです。

 

黒川能保存会公式ホームページ

http://kurokawanoh.com

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ご自宅にうかがうと、近所の小木海岸を撮影したという映像がビッシリ。

「時化るとみんな家に入るのに、時化に向かっていくなんてアンタくらいだ 」なんて言われながら、カメラを回すんだそうです。

波が美しいですね。

 

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おびただしい映像の記録がありました。映画はもちろん、NHKのドキュメンタリー、グレートジャーニー、それから佐渡の自然や植物、花々、神社仏閣などなど。

魅力的な記録だなぁ。。。

 

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かつて東京の出版社が出していたという、佐渡の観光フリーペーパーも見せていただきました。渋い内容だなぁ。10年前くらいですかね。

 

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ちゃらちゃらしてませんね。知的好奇心をくすぐる内容で。 

収支が合わなくて続かなかったんじゃ。。。

 

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ランチにお誘いいただいて、蕎麦屋さんへ。 

 

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 佐渡産のそば粉だそうです。それも小木の蕎麦なんだよとマスターから教えていただきました。店内に小木のそば畑が広がる写真もありました。

美味しゅうございました。

 

なんか。。。

82歳の映像ディレクターにお礼というか、、、

ずっと記録をとり続けてきた人を、今度は私が記録したい。

そんな気持ちになりました。

 

 

旨い焼鳥を食べながら絵画鑑賞

周りのいろーんな人から旨いんだ旨いんだと聞かされてきた、焼鳥店に連れて行ってもらいました。

佐渡の相川地区にある「金福」です。

https://www.visitsado.com/spot/detail0287/

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むむ、看板がいいな。(絵は福嶋力さん)

 

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店内も渋い。

 

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お、いい絵が掛かってるじゃないですか。このお店の外観ですね。

 

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マスターの手元を描いた絵。ふむふむ。  

 

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そうそう、店内にJAZZ流れてました。

こちら上3枚の絵は、ジョニー・ウェルズさんです!

Profile

 

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メニュー。メニューの下の絵もジョニーさんです。

 

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 注文した砂肝がきました!

なんか皿に絵が描いてあるようです。

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いいねぇ。焼鳥も抜群に美味しかったですが、皿もいいです。絵がステキな。

 

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2皿め。。。

 

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おお、金銀山の町らしい絵。鉱山で石を穿つ大工の図。

 

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人気の一品。トマト巻き。絶品です。

 

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わぁ、昔の魚売り! 

 

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一皿一皿、手描きなんだそうです。だから全部絵が違う。

このステキな絵を描く人は誰ですか?

と聞いたら、マスターの弟さんだそうで。(すごい)

 

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福嶋 力さんというそうです。

もうね、展覧会企画したいですよ。こんな絵を描かれる方。

オファーに行かなきゃ! 

 

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↑ こちら2枚は佐渡と東京を行き来して仕事されているイラストレータさんだそうです。

 

料理の味がいいところは皿もいい。

大満足でした。また行きます。 

 

 

 

 

海岸段丘の村

東海岸線沿いを車で走っていて、美しい景色だなぁと車を止めて、

パチリ。

そんな時もあります。

 

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佐渡国仲平野以外の土地は段丘です。大佐渡佐渡の山脈があって、山がけっこうでかいので、集落は海岸線に沿って形成されています(写真みるとよくわかる)。だから大規模農業にはむかないんです。中山間地で、どうしても手間がかかって、手作業のところも多くて。

でも、そこがいいんだよ。

 

襖絵体験

▪️宿坊に泊まって長谷川等伯に会う

 

ここは京都、真言宗智山派の総本山、智積院です。

真言宗智山派 総本山智積院

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ここ智積院は、長谷川等伯の障壁画(国宝)を所蔵していまして、しかし、本物の国宝をまさか当時のまま襖にはめ込んでおくことできませんので、本物は頑丈な収蔵庫に入っており、写真撮影は厳禁です!!! それを見せていただくためには、、、、、

宿坊に泊まって勤行体験をすると拝観することができます。

宝物紹介 | 真言宗智山派 総本山智積院

 

↓ これはレプリカだからね。

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このお寺には「利休好み」と呼ばれる庭園がありまして、

諸堂案内 | 真言宗智山派 総本山智積院

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朝4時に起床して、お勤め(お経を唱える)をすると、若い修業僧が寺院内を案内してくれます。寝ぼけ眼、ボサボサ頭のまま、とにかく障壁画と庭園に感動してきました。

 

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↑ 朝のお茶。

 

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↑ 真言宗ですが枯山水の庭。。

 

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不二って言葉が難しいな、、、、

なんていう体験でした。