気まぐれ Art note

洲之内徹が連載した「気まぐれ美術館」に憧れてます。

竹の研究のお話を聞きにー富士竹類植物園

■約500種類もの竹を栽植 

快晴の日に、伊豆の三島にある「富士竹類植物園」へ行ってきました。

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500種類もの竹が栽植されており、園内は竹、竹、竹…竹林ばかり。風に揺れてサワサワと音を立てる竹笹の音が心地よくて、園内各所にある竹のベンチの座り心地も、なめらかで心地がいいのです。

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竹の研究者であるK氏にお時間をいただき、竹研究の最先端のお話を聞いてきました。
竹だけで立てた小屋は、外が40℃でも中は涼しいのだそうです。

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佐渡の竹はいいですよ」と言うK氏。一度だけだが佐渡へ渡り、竹細工の編み手さんを何人か取材されたことがあるそうです。竹細工だけでなく、竹の効能、活用のすべてを研究し、開発された製品のこともお話くださいました。研究は日本全国の竹にとどまらず、アジア全域に及びます。とくにインドネシアの発想はユニークで、何度も足を運んでは生活に根づいた竹細工を買って持って帰ってきたとか。

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竹で作ったランプ

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佐渡の竹で作った竹とんぼ

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竹で編んだ旅行バックまで!

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そのほか、竹の粉末を家畜の餌にすると健康的で美味しいお肉になることや、竹を原料にした化粧品、竹の飲料(身体にいいらしい)、竹から採れる繊維でつくったTシャツやタオルまでありました。竹から採れる繊維はとてもなめらか。写真はありませんが、資料館に併設されたショップで商品を買うことができます。靴下は、消臭効果抜群で臭くならないそうです。

4月中旬から下旬頃には園内で桜も咲くようなので、天気のよい日にピクニック気分で遊びに行くといいかもしれません。私は貴重なお話をより調べ、まとめ、次につなげるために……などと考えて頭がパンク状態です。

 

(写真:押川 毅)

富士竹類植物園公式ホームページ