気まぐれ Art note

洲之内徹が連載した「気まぐれ美術館」に憧れてます。

旅人と地元の人をつなぐプロジェクトー佐渡國しま海道 寄れっ茶屋

▪️有志の力で島内のあちこちに茶屋ができる

佐渡國しま海道 寄れっ茶屋」というプロジェクトをご存知でしょうか? 先日、私は道遊線をてくてく歩いて、疲れて行き倒れそうなときに茶屋に出会いました(助かった!!)。これは、佐渡を旅する人が 道を聞いたり、トイレを借りたり、疲れたら休んでお茶を飲み雑談できるようにと、民間の有志が運営する「旅人と地元の人をつなぐ」ネットワークプロジェクトです。茶屋というのは、この企画に共鳴した有志が各々で開いており、島内のあちこちにあります。現在は42軒。

 
これがリーフレット。
四つ折りになっており、広げると「寄れっ茶屋スポット」がわかります。
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裏面は協賛茶屋店の紹介です。地元の人がふらりと立ち寄る旅人をもてなすため、日々の暮らしぶりが見られたりガイドブックには載っていない情報が得られたりするはずです。
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私が立ち寄った茶屋は、「15番 芳弘窯」。
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ここは陶芸家・森芳弘(佐渡市相川生まれ)の作品を展示しているギャラリーでもあります。出していただいたお茶の器は、森芳弘氏のお茶碗。いいお茶碗で飲めるなんて、ふらりと立ち寄って思ってもいない贅沢でした。がんばって働いて、今度は器を買いに訪れたいと思います。

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ここでマップを広げ、「このなかで私が行くといい所はありますか?」と聞いてみました。「ここなんかどうかしら?」と言われたのが「30番 茶屋四分一」。
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早速行ってみて、ビンゴでした。茶碗好き、古美術好き、古道具好きにはたまらない空間です。茶屋のおじさんのことを大好きになりました。きっと今後も頻繁に通うでしょう。
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観光するとき、地元の人と話したりその土地ならではの暮らしぶりを見ることはなかなかむずかしいですが、私の場合はこのようにして1枚の紙から人と出会い、つながり、自分好みの場所へ行くことができました。ふらりと旅するとき、このたった1枚のリーフレットであなた好みの旅ができると思います。ぜひ、佐渡にいらしたときは「寄れっ茶屋」リーフレットを入手してみてください。きっとツアーにはないオリジナルの旅ができるはずです。

 

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どこにこのリーフレットが置いてあるのかというと、

それはふらりと立ち寄ったご縁ということで……。