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気まぐれ Art note

洲之内徹が連載した「気まぐれ美術館」に憧れてます。

上り下りの365段ー羽吉の羽黒神社

■杉の森の奥に

近所に長い階段が続く「羽黒神社」(羽吉集落)があります。杉の木が茂るなかにある階段をまず上って、上り切ったと思ったら今度は下り、下った先に川があり紅い橋がかかっていて、橋を渡るとまた上り。鳥居をくぐった先は拓けていて、そこに社殿があります。

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子供の頃はなにも思わなかったけれど、大人になってからこの階段を上って下ったときは、「人生山あり谷あり」と言われているようでした。先日、甥と姪を連れて行ったら、甥が階段の数を数え始めました。365段ありました。
1段が1日。365日、山あり谷あり。
川が隔てる此岸と彼岸はあの世とこの世。
紅い橋を渡る時に、流れる川の水で身が清められる気がします。

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この場所が好きで、帰省するとてくてく歩いてこの神社まで来ます。気がむけば何度でも。家の人は不思議がって、「羽黒神社になにがあるの?」と。なにもないよ。ただここが好きなだけです。

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門前の看板には4年に1度、流鏑馬があると書いてあるのですが、もう長らく行なわれてないように思います。流鏑馬を行なうのは大変な人手と若い力が必要で、過疎化に伴って4年に1度もできなくなっていると思います。流鏑馬はないけれど、毎年6月のお祭りには鬼太鼓が集落を門付けしてまわっています。
東京で就職してからずっとお祭りを見ていませんでしたが、
今年は6月の羽黒神社のお祭りを観に行きたいと思います。