気まぐれ Art note

洲之内徹が連載した「気まぐれ美術館」に憧れてます。

パオロとフランチェスカを探して

▪️ロダン地獄の門」のなかに…

上野の国立西洋美術館に行ったら探してみてください。

サンドロ・ボッティチェリメディチ家から依頼を受けて、挿絵を手がけたダンテ『神曲』。イタリア史上最高の文学と称される『神曲』に、彫刻家ロダンも影響を受けたそうです。今日は国立西洋美術館の前庭にあるロダン地獄の門」の前で、「神曲」に出てくるパオロとフランチェスカを探してみました。

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写真右下、わかりますか?
抱き合ってキスをする2人。地獄に堕とされてなお愛し合う切ない2人がいますね!!! (❤️)

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拡大してみました。見つけましたか?

 

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見れば見るほど地獄だなぁと…。

 

さて、これを読んでなんの話??という人がいらっしゃいましたら、『イラストで読む芸術家列伝 ボッティチェリとリッピ』(芸術新聞社)74ページをどうぞ。

イラストで読む「芸術家列伝」 ボッティチェリとリッピ | 芸術新聞社

 

また、ダンテ「神曲」も読んでみることをお勧めします。
私はおもしろかったですよ。

パオロとフランチェスカが登場するのは第5歌。

 

ダンテ「神曲」(地獄編第5歌)あらすじ

マラテスタ家の長男ジャンチェオットに嫁いだフランチェスカは、義弟パオロと恋に落ちます。抑えきれない気持ちを胸に密かに愛し合う2人。秘めた恋心を知った長男ジャンチェオットは怒りに燃えて、剣で2人の胸を刺します。不義の愛を交わした2人は地獄に堕ち、醜い姿(骸骨)となり果てても切なく愛し合います。ダンテは地獄を旅して、抱き合いながら黒いつむじ風となって流されていくパオロとフランチェスカに出会うのです。