気まぐれ Art note

洲之内徹が連載した「気まぐれ美術館」に憧れてます。

言葉を拾う

◼︎言葉を拾う(講義より)
生涯学習の場を考える」
世代を超えて学び続ける社会になってきた。
世代間を超えて学んできたものが違う → 世代の断絶を生む。
どうやって生涯学習の場をつくっていくか?
 
いつでも、誰でも、学べる = 生涯学習の場
生涯学習とは「自ら学ぶ」こと。
 
社会教育ーー学芸員ーー密接な関わり
 ↓
小さな町の人と関わっていくことが大切
 
クオリティ・オブ・ライフ = ポール・ラングランの概念
Quality of life
生活の質を高める。それぞれが思考・選択して生きていくために。
Quality of socity
時間的空間的に生涯学習の場があるべき=未来への展望、家庭、社会、地域、まちづくり
ものづくり……創り出す(学びの中にある)=起業・ビジネスへ
生涯学習とミュージアム・ラーンニング 2011.6.17)
 
 
 
「展覧会を考える」
・世の中の人がこれは一体なんなのだろうかと思うことを、学芸員が紹介するセオリーになる。
学芸員は体でもった印象が第一。お勉強や資料でまとめない。ある物を並べてお金はとれない。
・作品の本質は隠されている=存在の深み。なにか感じている、しかし言葉にはできない。それを伝える=学芸員
・コレクション・イン・コンテキストではなく、コンテクスト・イン・コレクション
・モノから発想していくことが大事。それにはモノをよく視ること。それに触れたときの感覚。自分の視点でそれを見ること。見ていく中で自分なりの文脈を調査する。=バラバラなモノがひとつにつながっていく。
(博物館実習 2014.12.17)
 
 
◼︎スクラップする
「註のつけかたの参考」と言って、先生が論文を書く前に配ったプリントがしびれる件。パスカルの『パンセ』から「人間は考える葦である」の引用だった。すなわち、

「頭つかえ!」と言われているのだと理解しました。

ブレーズ・パスカル - Wikipedia

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「人間は1本の葦にすぎない。自然のうちで最もか弱いもの、しかしそれは考える葦だ。」「だからよく考えるように努めよう。ここに道徳の原理がある。」
 
もうひとつ。
論文は辞書を片手に…ということでバイブルの記事。 
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(新聞下から2段めより)「言葉は一つひとつが宇宙を成している。その源をたどるにも、この先を考えるにも、これで全て良しということがない。岩波書店辞典編集部の平木靖成(46)は、新語の採用にしても『20年後に、20年前の小説を読む人が引く』ことを考えるという。およそ辞書とは完成しないバイブルであり、言葉を定義する営みの際どさを思えば、一冊が万人のバイブルたるべきでもない。ただ、知らない言葉がこれほどある、すなわち自分は何も知らないのだと知るー」
 
 
完成しないバイブル=未完成
「未完成」という言葉から連想してこの記事のこの言葉。
*博物館設立当初のパンフレット引用より
「この民俗博物館だけでなく、日常接するおじいちゃんやおばあさんから学ぶことが出来れば、幸せに思います。一人でも多くの、あらゆる職種(百姓、漁師、大工等)の方方の力で、自分達の生きてゆく地域を考える場として、永遠に未完成のまま続くであろうこの博物館を、よりよきものに育ててゆきたいと思います。
 
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「このような地味な、がしかし過去と未来に生きる仕事も社会教育にとって欠かせないことなのである。」
(中堀均「地域と結びつく博物館」1982-06 『月刊社会教育』)
 
 
 
 
 
いい言葉だなぁ♪