気まぐれ Art note

洲之内徹が連載した「気まぐれ美術館」に憧れてます。

宮大工と行く、寺社巡り

新潟県在住の宮大工の方と知り合う機会をいただきました。

「あなたの仕事を見に行きたいです」とご連絡差し上げたところ、

大変驚かれましたがOKサインが出ましたので、海を渡って新潟まで行ってきました。

まだ少し暑い、9月初めの頃のことです。

 

お寺に着いたら、まず「鉋の話」からスタートしました。

柱を触ってみて、これは削り方が荒いとか、これは仕事がいいとかダメだとか、目に写るときの美しさだとか、そんなお話しを聞かせていただきました。

 

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新発田宝光寺

廣澤山宝光寺 – 新発田藩溝口家菩提寺

 

宮大工さんオススメの、建造物が美しいお寺のひとつ。

納得できます。屋根の形、反り方、柱、ディティールのひとつひとつをご説明いただきました。


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彫りもいいね。素晴らしいね。 

 

 

 

 

こちらは新潟県総鎮護 新潟縣護国神社です。

新潟県総鎮護 新潟縣護國神社|初詣・七五三・厄除け・合格祈願など各種御祈祷は新潟県護国神社


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 ↑ 特にこちら美しいと絶賛しておられました。いい仕事だと。

 

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最後に、大寶寺という日蓮宗のお寺さんだったと思いますが、

宮大工さんが故郷・新潟に戻ってきて手がけた仕事だということで、

ご案内していただきました。
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ここでよく見ていただきたいのは、屋根なんです。

屋根の反り方です。反っているのが美しいので、何度もやり直しして調整し

よしいいだろう!となるまでこだわったそうです。

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これ以後、寺社を訪れると屋根を見るようになってしまって、、、

いままでは全く気にしていなかったんですが、やはり反っていると美しいですね。

でも、屋根を反らせるって大変な技術のようです。

写真を改めて見返すと、美しい寺社の屋根は反っているし細部までしっかりと丁寧な仕事をしていらっしゃいます。こういういい仕事の跡が、後世まで残るといいなぁ。

文化遺産です。